今回のテーマは「海外の胚培養士の招請」:メルマガ
胚培養士自実力認定会の会員の皆様に、メルマガを発信しております。
月遅れで、このホームページにも掲載することにしました。
興味あればご一読いただけまうようお願いいたします。
胚培養士実力認定会会員の皆様
7月のメールマガジンをお送りします。
今回のテーマは、海外の胚培養士の招請についてです。
もしよろしければ所属するクリニックの医師にもお伝えください。
具体的な内容は次回以降のメルマガでお知らせしていこうと思います。
先般の第65回日本卵子学会学術集会において企業展示によりすでに皆様にご案内を開始したところでありますが、胚培養士実力認定会を運営している一般財団法人あかり会が進めているICSIのできる胚培養士の海外からの招請についてお知らせします。
はじめに、当財団法人は、2023年7月に顕微受精(ICSI)作業ができる胚培養士人材の発掘を目的に設立され、併せて胚培養士実力認定会を発足いたしました。皆様すでにご存知のように日本ではICSIができる胚培養士の不足状態が続いております。日本においては本年より一本化された日本卵子学会による胚培養士に関する学会認定資格があります。この学会認定試験においては、主に生殖医療に関する学問的知識と長い臨床経験を問われていることから、比較的若い胚培養士はたとえ顕微受精の作業が滞りなくできたとしてもその受験資格を得ることが叶わず、またそうしているうちに特に女性はライフイベント等により仕方なく現場を離れてしまう、そのような胚培養士が多く存在しているのも周知の事実となっています。それゆえ当財団の胚培養士実力認定では、実技に重点を置き、ICSIができる実力を相互判定します。このことを通じて、資格を有していない胚培養士にはICSI作業ができる自覚を、それと同時に、生殖医療の関係者様には実力を有している人材として採用時の判断にしていただく、このことを明確化するために実力認定会を行っております。
一方で私たちは、上記のように国内での人材の発掘にとどまらず、日本の胚培養士数の根本的な底上げを意図し、海外ですでにICSIができる胚培養士としてご活躍されている方に日本に来ていただく活動も併せて行なっております。この招請された胚培養士の方には、皆様がお受けになられたのと同じ胚培養士実力認定により、日本の胚培養士の方に比して同等以上の実力を有しているか判定します。当財団の役割はここまでで、実力認定された海外の胚培養士は、生殖医療クリニックや関連企業様に引き継いていただこうと思っています。
今回、ベトナムからのICSIができる胚培養士の招請について近況をお知らせいたします。本年ベトナムには2回訪問しています。4月には在ベトナム日本大使館やハノイのIVFセンター等に赴きベトナムにおける現状の生殖医療の進歩をこの目で確かめるとともに、この7月には臨床で実際に働いている胚培養士の方、男性不妊を専門とする医師等と面談しました。その結果、この9月にはICSIのできるベトナム人胚培養士の方が来日されることがほぼ決まり、併せて、本年中に3名程度の方を招請できる見込みがついてまいりました。来日された胚培養士の方に対しては当財団で実施している中級胚培養士実力認定の講習会と認定会を順次開催し、日本人の胚培養士と同程度以上の実力があることを認定する予定です。この来日されて認定されるまでの住居費、講習会費用、認定会費用は財団が負担することを考えております。言語の問題さえご理解いただければ技術については十分現場で活躍できることと思います。
当団体は財団法人ですので、皆さまのご協力なくしては成立っていきません。この趣旨にご賛同いただける企業様、団体、施設様の募集を行っております。
実力認定されたベトナム人胚培養士は、ご賛同いただいた企業、団体様に優先してご紹介可能でございます。ご興味がございましたらご連絡を頂けると幸いです。詳細についてご説明をさせていただきたいと思います。
胚培養士実力認定会事務局